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2008.11.03 Monday

MU、2008年秋のモード(死んだ赤鬼の元)


前のめりなセルフライナーノーツとして。ハセガワアユムが『死んだ赤鬼』の劇作への多大な動機や影響となった作品たちを紹介しておきます。パクリとかでは無くて「こんな面白いものがあって、斬新なやり方があって、自分ならどうする」ってアンサーです。僕の心を動かしてしまった2008年秋のトピックって感じで構いません。みんなも偶然見てたらいいよね。

■映画『STAY』(左上)・・・もうずっと前に恵比寿の映画館で観た最終回。僕と数人しか見てなかったけど、いいものは人数じゃない。どこまでも美しく「現実じゃない」って事が嫌味じゃなくて、しかも最後手に汗握る展開に舌鼓みを打つのです。ずっとこういう演劇がしたくてうずうずしてます。僕にとっては冒険なんだけど、『赤鬼』では何%か確実に入ってます。

■『放送禁止』シリーズ(左下)・・・"フェイク・ノンフェイクション"というドキュメンタリーの体裁で、実はやってることはパズルに近い謎解きがあるシリーズ。テレビ番組で深夜にひっそり放送して足掛け何年かで映画まで漕ぎ着けた冒険作。深夜でこっそりやってたら「恐い」って苦情がナンバー1。監督がテレビ局の偉い人に呼び出されたら、面白いから「もっとやれ」なんて言われた逸話が最高。

俄然企画としてのオリジナリティが高く、いま流行りの『クローバーフィールド』や『REC●』(どっちも最高やったな)と同じPOV映画(ポイント・オブ・ビュー撮影)と視点がすごい似てる。みんなドキュメンタリーのように自然な演技を要されるので、小劇場系の俳優もちらほら活躍。ぼくの元祖・心の師匠である絶対王様の笹木晃彰人さんと、しいたけを(ex.郡司)さんは超傑作の『しじんのむら』に出演。特に映画編の"まつ"役である伊佐美樹さんに俺はもうメロメロ。個人的に3、4、映画が好きです。映画編と6は、SAW3と4みたいな構造になっているので、まず6を見てから映画を見た方がいいですね。いま渋谷でアンコール上映してるので是非。俺なんかわざわざ川崎まで足運んだよ!(笑)『全部に意味がある』と思って見てないと、ただのドキュメタリーとして見終わってしまう二重底な造りに感銘。(映画は三重底でした)こちらも何%か入っております。

■映画『ドッペルゲンガー』・・・黒沢清のブラックコメディ映画。ホラーなんじゃないの!?という予想を裏切りつつ"笑い"に挑戦。ほとんどのネタは"笑い"としては機能しきれず、が、結果として独特の雰囲気でよく判らないジャンルとして成立してるんだよなあ。「もう一人の自分を見たら死ぬ」という都市伝説で物語は進むんですが、ぼくは「あいつもこいつももう一人なんじゃないの」という放送禁止目線で深読みしてしまいまして、楽しさが倍増でした。友人からは「ビョーキ」とまで言われる始末ですが(笑)ネットを漁る限り同じような見解の方もちらほら。結果的な深読みかもしれませんが、あとでクイズの答えを聴いた時のように、バーッとあたまの中でシーンがひっくり返って行くのが気持ちいい。みんな深読みたれ。(続く)


text hasegawaayumu(MU)

タフな短編を引っ提げてギャラリーで。-死んだ赤鬼/戦争に行って来た(反転)-(11/25-30)
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■youtubeにて『赤鬼/戦争』インタビューvol.1(足利彩×川本喬介)UP(約6分)
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