ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 初日完売で無事終了。明日(27日)当日券出ます。 | main | 新しいバンドメンバーと、便所が爆発した話(28日夜、キャンセル待ち分ですが当日券出します) >>
2009.05.27 Wednesday

『JUMON&BENJYO』(通称J&B)公演パンフレットご挨拶、転載。

ただいま連日絶賛満員中で公演中の『JUMON(反転)/便所の落書き屋さん』の当日パンフレットに記載されている、挨拶文、および作品解説を転載します。初めても方は是非ご参考にどうぞ。※写真撮影・石澤知絵子

本日はご来場戴き、誠にありがとうございます。

まずはじめに。
ネタバレなど極端に遠慮したい方は、下記の「作品解説」や、パンフレット右側の「あらすじ」と「キャスト」の欄は終演後に御読みください。 ぼくは演劇業界の「情報公開のし無さ加減」に違和感があるので、毎回あらすじと配役を載せてますが、これはいわゆる映画の予告編程度だと思ってください。

例えば、今度始まるテレビドラマとかでは「キムタクが引き蘢りの天才役やるんだよね」くらいの最低限の前情報があってみんな観てるんでしょう。昔でも「織田裕二がレインボーブリッジ封鎖するんだよね」とか、僕の大好きな『デクスター』では「シリアルキラーが堂々と人を殺すんだよね」とか 、そういった前情報を一切知らないで鑑賞するケースのある「演劇」の方が、珍しいと考えてます。だからぼくは、最低限の予告編はアナウンスしたい。海外のミステリー小説を読んでて、外国人の名前だから判らなくなってしまい(笑)帯に書いてある登場人物表を見返すことなんてあると思う。ぼくもよくやる。しょっちゅうやる(笑)演劇のパンフレットにも、そういう役割があっていいと思ってるから、載せてます。

"濃い"短篇ということで、ぎゅっと進行致します。もし迷ったらいつでも、遠慮なくパンフレットを手に取って見てください。そしてせっかくギャラリーでやるのですから、なにか御感想などありましたら気軽に声をかけてください。このギャラリー全体が濃密な空間になってくれることを祈って。

どうぞ、ごゆっくり御覧ください。

ハセガワアユム(MU)


■作品解説 

○『JUMON』についての思い出。

何年か前。丸坊主のマツケン(松平健の方)に似た、なかなかのイケメンの中年男性が、ハーレムと呼ばれてもしょうがない一夫多妻の共同生活を送っていて逮捕された。彼は取り調べで「俺は女性を落とす呪文を知っている」と供述して、自宅からは至って簡単な催眠術の教本が出て来たと聞く。

この事件に対してのぼくのスタンスは「そっとしてあげていたい」と思っているので、それ以上詳細には触れず、ただ、この21世紀の御時世に出て来た「呪文」をモチーフにして戯曲を書いてみた次第で、99%虚実である。書き進めて感じたのは、いま発生している草食系男子のようにうかうかしてると、その隙に素敵な異性は誰かにどんどん取られてしまうんだよ、という恐怖を感じた。しかも、こ のハーレム屋敷のような新しい恋愛の形が成立するなら、1:1という比率ではなくて1:複数という凄まじいスピードで。でも、そんなハーレム屋敷の人間たちにも言い分はあると思う。

「愛」という役名の人物が出てくるくらい、登場人物全員が「愛」という言葉を平然と口にするが、それが一周したリアリティだと思って憮然 としてる。普段「愛」について語らない方や、そのものを言葉にしない方(僕の父親の世代とか)などいらっしゃるかと思いますが、物見珍しさでご容赦ください。個人的にオザケンが90年代の終わりに登場して「ラブリー!」と叫んで以来「愛という言葉自体を恥ずかしがること自体が恥ずかしい」と思って生きて来ました。そりゃもちろんTPOを選びますが、口に出してみると愛おしい不思議な単語であります。




○『便所』についての感覚。


ライトノベル。大塚英志いわく消費される小説なのだが、角川ナントカ文庫とかいわゆるその類いである。漫画のような小説という解釈で合っていると思う。僕は一冊も読まないけど、その気分で書いた。

『JUMON』を重くしたいので、こちらはとにかく気軽に、登場人物達の動きを明確に、ときにはかなり一生懸命ふざけようと。キラキラして、ギトギトして、スカッと終わる短篇で届けば嬉しい。ぼくはアメリカのテレビドラマばかり見るから、演出をモロそれっぽくしてるシーンもある(笑)他には『ピアニスト』という、不幸で悲しくて綺麗な映画があるんだけど、その中のトイレでしているキスシーンのイメージが離れないので、それもずっとぐるぐるしていて、あんなキスはぼくには出来ないから違うことをしている。

なんか"ブっ壊れてる" 学園モノシリーズは、MUで定期的に続けて行きたいシリーズでもある。一時期、廃人寸前まで行ってしまうほどに暗い学生生活を送っていた、ぼくの代わりに(苦笑)。いや、ほんと苦笑なんだから。

text hasegawaayumu(MU)

「定番」と「挑戦」の両A面短篇公演、再び!-『JUMON(反転)/便所の落書き屋さん』(5/26-31)連日満員で上演中-

公演情報TOP →MU-web →twitter(数時間ごとにつぶやき更新) →MUの裏側 
→チケット予約フォームはこちら。PC用携帯用Gettii
■『JUMON/BENJYO』STORY&CAST紹介(あらすじと配役を公開!) NEW!
■制作&稽古日誌→MU-blogにて更新。
演劇"口コミ"サイトCoRich!登録中。「観てきた!」の感想コメントじわじわ増えてます。
■youtubeにて『ミロール』映画化予告編、絶賛回転中!
■参考までに、前回公演ハセガワアユムの"濃い"ロングインタビュー。
『贅沢な妥協策』website内のネットラジオに、ハセガワアユムがゲスト出演してます(新作についても語ってます!) NEW!
■東京を愛するハセガワアユムが愛する東京のフリーペーパー『TOKYO HEADLINE』5月25日発行号にMUが掲載されてます!
■公演後のアンケートフォームはこちらです!御意見御感想お待ちしています。
コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Powered by
30days Album