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2011.06.26 Sunday

ごあいさつ 『5分だけあげる』本公演パンフレットより転載

 ◎ごあいさつ 『5分だけあげる』本公演パンフレットより転載

自分があまり良い学園生活を送って来なかったせいか、学園モノを定期的に書きたくなってしまう。
理想と怒りが入り交じり現実より壊れてしまうので「ブッ壊れてる学園モノ」シリーズと命名していた。

シリーズを振り返ってみて見ると、中学校時代は比較的まともだったせいか偶然なのか、壊滅的だった小学校と高校時代が主な舞台になっていて、苦笑いしてしまった。きっと大学が舞台になることもないだろう。 演劇科なんて、僕には楽し過ぎたのだから。

ちなみに僕の小学校時代は、子役活動を柔軟に受け入れてくれるプチ左翼寄りの私立だったので(学校名は勘弁してください)、教師たちのストで授業は飛ぶわ、国歌は教えてくれないわ、貧富の差が目立つ弁当だわ、金持ちばっか通ってるわ、子役やってたので平気でサボってたわ、漫画家になりたくて文化祭で同人誌売るわ、売れた金は担任が横領するわ、糞母親は授業料滞納するわ、学級会が裁判形式だったわ、と軽く振り返っても相当カオスな感じで。 忌むべき所も沢山あるのですが、それを経由したおかげで、いまがあると思えば少しは報われるかな(笑)。 蛇足でしたね。

本作もシリーズの1編になり、2008年に初演が行なわれ、3年ぶりの再演になる。
あれから世の中は激動し続けているけど、爆弾を持って歩く小学校教師はまだ現れない。
まだフィクションの強度がOKで現実とたたかえるな、と。 上演を決めました。

それと「感じる事よりも考える事に意味がある」と作中何度も出て来るフレーズが、明らかにメッセージであることは明確なので、ここでも触れておきます。 「好き」や「嫌い」を瞬時に色付けして行くより、「何故そう感じたのか」を考えることがあらゆるものを豊かにさせるはずです。 ただそれが作中で、また現実で、どう受け止められるかどうかは風のなかです。 そもそもブルース・リーの言葉の真逆に立ち向かうようなフレーズだし(笑) 全部、風のなかです。

また本公演は、王子小劇場から「×王子小劇場」レーベルでの共催を有り難く戴いたことで産まれ、親愛なるキャスト・スタッフのみなさまのもと上演の運びへとなりました。
王子小劇場は、貸し劇場ではなく上演劇団をセレクトしている「目」があって、僕はそこへ共感と純粋にやる気を抱くのです。 現状の日本で「純粋なやる気」ほど貴重なエネルギーはありません。 本当、渇望しかけそうになってる貴重資源だと思う。 ですので、MUは誠にデタラメな作風ではございますが、このエネルギーがサークルを描き、大きく循環されることを祈ってます。

どうぞ、ごゆっくり御楽しみください。

ハセガワアユム・MU


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