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2015.01.03 Saturday

【賀正】MUが、三鷹市芸術文化振興財団・星のホール MITAKA “Next” Selection 2016(来年)に選出

 

【年始ご挨拶】

この度MUは、三鷹市芸術文化振興財団・星のホール MITAKA “Next” Selection 2016(来年)に選出されました!!


報われることの少ないこの業界、人間って嬉しいときマジで嗚咽して泣くんだね。MUはやるよ。

以前から星のホールさんには観劇戴いてて、長い間交流はあったのですが、2時間30分というヴォリュームの『狂犬百景』が決定打となりました。自分のなか のブラックな部分をどう受け止めれるかを置いて剥き出しにして、かつ愛が溢れる不思議な連作短編で「長編」です。四畳半演劇「好きだとか愛してるだとか」 ばかりの演劇もいいですが、俺はその先に世界まで提示できたことが、作家として演出家として新しいステージに行けたと思ってます。関わってくれたキャス ト、スタッフ、観客のみなさま、改めてありがとう。観てない人、劇団なんていつ塵のように無くなるかわかんねえから次絶対観に来て。

「フライヤー見てずっと気になってたんですよよお〜」とか言ってる間にたぶん塵のように消える。こっちはこっちで一生懸命やるけどね。

ずっと、MUに入る前から支えてくれた、俺と干支が一回り違う古屋敷悠は、それこそ、彼が上京して来た頃から知ってるんだけど、垢抜けて演技も頼もしく、 『狂犬百景』で第三話にして階段を上がって来たとき、「MUが来たな」って我ながら感じて胸躍って。そういうアイコンになりつつあるし、そうなって欲し い。同じくメンバーの渡辺まのちゃんは、いま休団中で自分のやりたいユニットをやっていて、そのお休みの報は、俺のマイペースになりつつあった劇団尻に火 をつけてくれる結果になった訳で、いままで支えてくれたことと含めて大変感謝してる。休団にも関わらず『狂犬〜』ではスタッフとして来てくれて、打ち上げ 朝までべろんべろんだし(笑)でもそれがどんなに嬉しかったことか。

MUをやってた演劇人生で嬉しかったことを初期からぼんやり並べてみる。

1、いきなりMUが受け入れられた(初期の短編集)
2、劇評家・徳永京子さんに気に入ってもらえたりコメントを戴いた。
3、下北沢駅前劇場が立ち上げ一年半で決まった(これも事務所パワーとかじゃなくて、完全に短編集の結果と熱意)これは本当異例。
4、『戦争に行って来た』が賞を穫った。
5、池田千尋監督から映画撮影に誘われた。
6、『視点』を主催し、鵺的とミナモザと戦線を貼れた。
7、シアターガイドに「気になるあの人」に載ったり、今井浩一さんから安部公房の戯曲について原稿を描かせてもらった。
8、乃木坂COREDOと出逢えた。脚本家でオーナーの桃井章さんの素直な喝采がいまでも嬉しい。
9、ずっとひとりでやってて、劇団員が入った。
10、評論家の佐々木敦さんに観に来てもらってレビューももらった。
11、そして、今回の星のホールかなと。

そして番外として、永久不滅感謝は、いつも出演してくれてるキャストのみなさま。スタッフのみなさま。観に来てくださってるお客様。このトライアングルはもう永久不滅。

三鷹ホールの下見の帰り、フルちゃんとふたりきり。興奮が冷めぬまま、ぽつりぽつりと噛み締めて歩いた。それは誰にも想像がつかないと思う。

そりゃ、人間がつくるものだから、うまくいかないときもあった。調子悪いステージに、こんな偉い人が来て悪夢かと思ったときもあった。単純に読解力や理解 力やセンスの無いひとに困ったこともあったよ。だけど、やっぱり、自分が東京で一番面白いことを描いてるんだってこと。劇団主宰してるひとはみんなそうだ と思うけど、どの劇団よりも面白いと思ってる訳でしょ。そのジレンマと成功の揺さぶりに疲れて死にたくなることなんて毎秒ある。だけど、やってる。稽古場 で、劇場の笑い声で、誰かの言葉で救われてる。だけど、実際は経済の話や、対外的な評価の話、劇場のランクの話など、とりあえず演劇を続けたきゃ、売れる しかないという結論に致しました。マイペースにやりたくても上昇志向のないマイペースは現状維持すら危なくなるので。常に上を。MU初期の頃にあった何者 でもないまま終わりたくないという「牙」を再び取り戻しております。

今年も『少年は銃を抱く』を皮切りに攻めて行くつもりです。どうぞ、よろしく御願いします。(ハセガワアユム)



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